スキルで「うつ」はよくならない。

スキルで「うつ」はよくならない。

僕たちのような仕事をしている者にとって

SNSの役割は、

 

・自分の考えを伝える場所

・自分のサービスを伝える場所

 

この2つです。

 

この2つをミックスしてやってる人もいますね。

僕もたまーにやりますが、

僕は基本的に

 

言いたいことを言う場所

 

にしています。

 

あ、だから告知は割とストレート(笑)

 

なのでそういう前提に立つと、

 

「多分、売るために書いてるんだろーなー」

 

という人もいるのですが、

それはそれで戦略なので

なんら問題はないと思います。

 

僕が気になるのは

 

「このやり方(考え方)でうつが治ります」

 

とか言ってるケース。

 

そもそも「治ります」は言っちゃあかんやろと思うのですが、

それはさておいて。

 

僕がいつも気になるのが、

 

「このやり方で」というところ。

 

SNS上で見ているだけなので、

本当のその人のサービスがどういうものなのか

わからない部分はあるけど、

 

少なくともSNSを見た人はそう思いますわな。

 

それを見てコンタクトを取ってくれるしね。

営業的に言うと、わかりやすくてセンセーショナルな方が

反応は得やすいのかもしれない。

 

でも、見る人が見たら

突っ込みどころ満載だったりします。

 

メンタル系のノウハウは、

ダイエットやお金儲けではなくて

明白なやり方があるわけではありません。

 

「3ヶ月で10キロ痩せる方法」

 

とか

 

「副業で100万稼ぐ方法」

 

とかではなので、

 

アバウトな表現でもヒットしやすいです。

 

「うつが治ります」

 

というのはすごくアバウト。

でも誰にでも当てはまるので、

受け入れられやすいです。

 

で、問題はここから。

 

アバウトな世界なので、

スキルもアバウトっぽいのが多いです。

 

 

うつ状態といっても、千差万別。

アバウトっぽいスキルは誰もが手を出せるけど、

誰にでも合うものではありません。

 

もっと細かく対応すべきところがあるのと、

スキルが会わないときのリスクについても

語っていないといけないと思う。

 

僕が提唱している「3つのR」というのがありますが、

もうかれこれ5年近く言い続けているけど、

未だに鉄板です。

 

なぜかというと3つのRは、うつを改善するスキルではないから。

 

3つのRは、うつを始めとするメンタルの問題を

解決させる前にやっておいた方がいい

基礎体力作りのようなものなんです。

 

なので、問題解決をするときに

3つのRをやった方が

安全で効率的ですよというお話なのね。

 

ちなみにうつを良くするには、

その人の日常的な意識の向け方や、

言動が変化していくことと、

その人が安心して所属できる環境を

整えることが必要だと思います。

 

なんかしらのセッションやワークをやったり、

新しい考え方で、気付きが起こったぐらいでは

一瞬症状が消えるだけで、良くはなりません。

そんなの、プロなら常識です。

 

 

ダラダラ長くなりましたが、

なぜこんな話をしたいのかというと、

 

最後に困るのはクライアントだから。

 

それともうひとつ。

こっちの方が気になるんだけど、

 

言ってる人に志を感じないから。

 

多分、同じ分野にいる人は

自分と同じ熱い思いを持っていて欲しい

そう思いたいんですね。僕としては。

 

まーこれは僕の勝手だけどね。