地底人、地上に出る。

地底人、地上に出る。

自分がネガティブな状態に居続けているとき、

それはまるで光のない世界に

ずっといるような感覚になります。

僕はその状態のことを「地底人」と呼んでます。

今日はそんなお話。

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決して見下しているわけでもないし、

バカにしてるつもりもないので、

そこは理解してほしいのですが、

 

「地底人」のお話です。

 

 

ずーっとマイナスの世界にいて

苦しい生活を強いられている人たちは

まるで地底の奥深くに

追いやられたような気持ちになります。

 

 

そう、いくら待っても

どれだけ頑張っても

光を見ることは出来ないんだ

 

 

そういう感覚に陥ります。

 

 

もちろん、苦しいです。

何も見えないから不安だし、

何よりも窮屈です。

 

地底から地上にあがりたい。

 

そう思うのは自然のことです。

 

だから地底人は、地上に出ようとします。

穴を掘り続けます。

 

一番最短距離は真上です。

 

そう思って真上に掘ります。

でも、真上に土を掘るのは相当しんどい。

腕もつかれるし、土が上から降ってくるし

上るにしても、壁のようなところをよじ登らなければならない。

落ちたらまたやり直しです。

 

だからうまく行かない。3日で挫折です。

 

 

「なぜ自分は地底にいるのか?」

 

そう考える人もいます。

だから逆に下に掘り下げていきます。

そこに何か宝の箱のようなものがあって

その中にこうなった理由と

秘密の抜け穴とかが書いてあると思うから。

 

でも。

地底を掘り下げてもそんなものは出ません。

 

せいぜい何かの動物が化石になったようなものが

分厚い岩盤に出くわすだけです。

運が良くてもマグマにぶち当たって焼けちゃいます。

 

地底から地上に出る一番確実な方法。

それは

 

斜め上に掘り進むこと

 

です。

毎日少しずつ斜め上に掘って、

坂道を作ります。

 

これは負担が少ないし、

転げ落ちても坂道なので

真上よりは随分と楽です。

 

安全で確実な方法ですが、

問題がひとつあります。

それは

 

「時間がかかること」

 

です。

真上のように最短距離ではないので、

どうしても時間がかかるんです。

 

かかるから掘っている途中で不安になるんです。

なぜかというと、掘っても掘っても土ばかりで光が見えないから。

「こんなことして本当に大丈夫なのか?」

そういう疑問が沸いてくるからなんです。

 

確かに掘っても掘っても土です。光はありません。

 

でも。

あきらめずに掘り続けて、

最後人差し指の第一関節が地上に抜けたら

 

 

そこから光が入ります。

 

そこから世界が変わります。

 

 

だからあきらめずに掘り続ける。

そしてそれをすぐ側にいて支え続ける。

 

コーチとはそういう役割なんだと思います。