体の記憶がうつ状態を呼び戻す。
うつ病の怖いところは、
再発に対する恐怖がつきまとうことだと以前書きました。
この再発なんですが、
何も最初発症したときと同じ体験をしたから再発する
というものではありません。
実は「体の記憶」がうつ状態を引き起こすことがあるんです。
例えば、最初発症したときの身体症状に
「軽いめまい」というのがあったとします。
すると何かのはずみにその「軽いめまい」が起こったときに、
体の記憶が動き出し、うつ状態だったときの身体状態を作り出します。
動悸であったり、頭痛であったり、不眠であったりとか。
そうすると、それが引き金になって・・・
「もしかしたら、再発????」
という思考パターンが生まれ、
その通り再発ということになります。
もちろんこの状態で病院に行けば、
間違いなく「うつ病」と診断されると思います。
そしてまた休養と投薬の日々が続くということになります。
もともとは、軽いめまいでした。
しかもそれはうつとは関係のないことだったかも知れません。
頭の中では、「これはうつではない」とわかっていても、
体の記憶は判断できないので、
違う状態も作り上げてしまいます。
こうならないためには、体の記憶を消したり、
書き換えたりする必要があります。
NLPなどでそういったワークがありますから、
参考にしてみてくださいね。