不安になったとき

不安になったとき

「不安」になるとき、ありますよね。

常に不安・・・という人もいると思いますが、

これまで大丈夫だったんだけど、
何かのきっかけに急に不安になった

そういう人もいます。

不安に襲われたときに、
僕たちはどうしても

「なんでそうなったんだろう?」

とか

「どうすればいいんだろう?」

と解決方法を考えようとします。

もちろん、それで解決する場合はOK。

でも、そうはならない不安もあります。

不安は基本的には未来のことを考えたときに起こる現象。

つまりまだ起こっていないことを考えたときになります。

僕たちが10代のころ、

「ノストラダムスの大予言」

というのが流行りました。

1999年に世界が滅亡するというお話です。

あれを結構真に受けて、
不安にかられた子どもたちがいたといいます。

これくらい、不安が漠然としていると
原因追求とか問題解決法とかを考えても
答が見出せないので、ますます混乱していきます。

事実アメリカではノストラダムスの影響で、
自暴自棄になった若者が増えたというニュースもありました。

不安になっているとき、
自分自身の状態もあまり良好ではありません。
その状況で考えて続けても、いいようにはならないんです。

もし強い不安に襲われて
パニック状態になりそうだったら、

まずは誰かと一緒にいてください。
一人で立ち向かおうとせずに
誰かに助けてもらってください。

あなたが信頼できる人なら誰でもいいです。
話を聞いてもらうだけでもいいです。
手を握ってもらうだけでもいいです。
メールをやりとりしてもらうだけでもいいです。
声を聞かせてもらうだけでもいいです。

「自分は決して一人ではない」

その感覚を取り戻してください。
問題を解決するのは、
それからでも遅くはありませんから。(#^.^#)