なかったことにしない。
僕は基本的に
その人が「問題」と思っている
過去の出来事にはフォーカスせず、
その人の「可能性」にアプローチし
そこから問題解決をしています。
これはまあ試行錯誤の末、たどり着いた方法でもあるし
僕が好きなエリクソニアンの人やNLPが
そういうアプローチなのでこのやり方にこだわってます(笑)
こういう風に言うと
「過去はなかったことにするの?」
と疑問をもたれることもありますが、
そんなことはしません。
「過去」は確かにあったことだし
それによって痛みを受けたのも事実。
それはなかったことにしない。
ちゃんとその意味を見出さなきゃいけないと思います。
でないとその人に
「乗り越えていくチカラ」
が育たないから。
よく言葉だけで
「それは~という解釈をすればいい」
とか
「そういうことは***だ!」
という感じで問題を解決するのがあるけど
他人からもらった解釈でおきた
リフレーミング(発想の転換)は
対処療法みたいなもんだから
いずれまた同じ問題を抱えます。
大事なのはその人の乗り越えていくチカラ、
レジリエンス(自己回復力)。
そのための可能性へのアプローチです。